情報資源センター・ブログ

情報の扉の、そのまた向こう

公益財団法人渋沢栄一記念財団情報資源センターがお送りするブログです。
渋沢栄一、社史を始めとする実業史、アーカイブズや図書館に関連する情報をご紹介しています。

『青淵』第902号(2024.05)

渋沢栄一記念財団機関誌『青淵』第902号(2024.05)が刊行されました。
渋沢栄一および財団関連記事は以下の通りです。

  • 見つけよう、「渋沢栄一」。渋沢栄一デジタルアーカイブ [情報資源センター広告] …… 表紙裏
  • 【渋沢栄一のことば】 …… p.2
    • 国際聯盟協会主催東洋赤十字会議 飛鳥山邸 (大正15年11月23日)歓迎辞を述べる栄一、その左はアメリカ赤十字社中央委員長ジョン・H・ペイン (『渋沢栄一伝記資料』別巻10より)[写真]
    • 『渋沢栄一訓言集』より
      ○ この世界の平和の敗れるは、すなわち国際間の彼我の行動が、王道に戻るからである。すなわち覇道非文明の行為から生ずるものである。
      ○ 平和の破れた暁に、わが国はあくまでも平和を希望したなれど、かの国が云々ゆえ、勢い止むを得ぬなどと、ただ己れを善くせんとするがごとき責任転嫁の弁解は、これすでに平和の敵である。真正の王道、真正の文明を主義とするならば、決して平和の破れるはずはないのである。
      ○ いずれの政府たるを問わず、国力不相応なる不生産的計画をなす結果は、すなわち平和の保護者に非ずして、かえって平和の妨害者、すなわち治人に非ずして乱人たるをまぬがれない。
      ○ 国交の親和は、単に政府当局者の責任に委すべきものではない。国民一般に親善の感情をもってこれに当たらねばならない。政府の外交は、あたかも糊をもって接ぎ合わせたるがごとく、国民の外交は、実に膠をもって固着せしむるごときものである。
      ○ 国家の親善提携は、言語にあらずして、実行にある。
  • 【随筆】終わらぬ子供の貧困 / 篠井和子 …… p.4-5
  • 信用調査業(興信業)と渋沢栄一 / 福田美波 …… p.14-16
  • 【趣味】呼吸法吹き矢のスゴイちから / 内藤幹弘 …… p.26-28
  • 雑誌・書籍に見る渋沢栄一. 『義務を先に権利を後に』 …… p.39-43
  • 【渋沢財団 情報資源センターだより】 No.487 『論語と算盤』のシリーズや価格などについて …… p.47-46
  • 【史料館の窓】 渋沢栄一像がやってきた …… p.48
  • 新一万円札発行記念企画展 渋沢栄一肖像展 Ⅰ 肖像写真 [渋沢史料館広告] …… 裏表紙