情報資源センター・ブログ

情報の扉の、そのまた向こう

公益財団法人渋沢栄一記念財団情報資源センターがお送りするブログです。
渋沢栄一、社史を始めとする実業史、アーカイブズや図書館に関連する情報をご紹介しています。

関連企業・団体/ゆかりの地/関連文献/イベント

新紙幣の肖像(2019年4月9日発表)に関する報道などから(その47)

 2019年4月9日(火)、財務省は新しい日本銀行券(紙幣)及び五百円貨幣を発行すると発表しました。このうち紙幣は2024年度上期を目途に発行され、新一万円券の表には渋沢栄一の肖像が掲載されるとのことです。ここでは、渋沢栄一に関する主な記事をまとめました。

人物紹介

栄一関連会社・団体

ゆかりの地

栄一関連文献

反響など

大河ドラマ「青天を衝け」

  • 深谷市に渋沢栄一の大河ドラマ館ができるみたい。関連する推進協議会設立総会を見てきた。【その他】
    〔埼北つうしん『さいつう』 - 2020年2月15日〕
    http://sai2.info/archives/20200215-01.html

合本主義/栄一関連会社・団体/ゆかりの地/イベント

『80年の歩み』 【日本セメント, 1963】

会社名/沿革

  • 日本セメント株式会社 [Nihon Semento Kabushiki Kaisha]
    [Nihon Cement Co., Ltd.]

 1883(明治16)年、浅野総一郎は、渋沢栄一らの助力により、工部省深川工作分局を借り受ける。翌年、同工場の払い下げを受け、(匿)浅野工場を設立。1898(明治31)年、浅野セメント(資)に改組。1912(大正元)年、浅野セメント(株)を設立し、翌年に浅野セメント(資)を合併。1947(昭和22)年、戦後の財閥解体に伴い、日本セメント(株)に商号変更。[1998(平成10)年、秩父小野田(株)と合併し、太平洋セメント(株)となる。]

社史メモ

 本社史は、創業80周年の記念事業として社史編纂を行うにあたり、『八十年史』(1963年12月刊行)に先駆けて創業記念日に刊行された抄史版。自社PRを兼ね、目で見る社史の方針のもと写真やグラフを多用している。本文は沿革と現況の2部構成で、刊行当時の役員やOBの座談会、対談や寄稿なども掲載。

栄一メモ

 渋沢栄一は、設立に関わった抄紙会社(現・王子ホールディングス(株))で、同社に石炭を納品していた浅野総一郎と出会う。その後、浅野の事業を支援し浅野セメント(資)では監査役に就任した。

  • 沿革
    • 創業時代(明治16年-30年)
      • 初代社長浅野総一郎 (p9-10)
      • 浅野工場の誕生 (p10-11)
      • 門司分工場の創設 (p11-12)
    • 工場設備の改善(明治31年-44年)
      • 合資会社に改組 (p13)
  • 創業80周年を迎えて
    • “国造り”元祖の浅野総一郎翁 / 三鬼陽之助 (p104-105)

書誌事項など

80年の歩み / 日本セメント編
 東京 : 日本セメント : 1963.03
 136p : 挿図, 肖像 ; 28cm
 注記 : 表紙のタイトル: 80年の歩み : 1883-1963 ; 印刷: 凸版印刷 ; 非売品 ; 横組み

80年の歩み

栄一関連情報

関連エントリー

参考リンク

新紙幣の肖像(2019年4月9日発表)に関する報道などから(その46)

 2019年4月9日(火)、財務省は新しい日本銀行券(紙幣)及び五百円貨幣を発行すると発表しました。このうち紙幣は2024年度上期を目途に発行され、新一万円券の表には渋沢栄一の肖像が掲載されるとのことです。ここでは、渋沢栄一に関する主な記事をまとめました。

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大河ドラマ「青天を衝け」

大河ドラマ/関連文献/イベント/渋沢栄一賞

ジャパンサーチとの連携を開始しました

 2020年2月7日(金)、公益財団法人渋沢栄一記念財団は「ジャパンサーチ(試験版)」との連携を開始しました。

 「ジャパンサーチ」は、我が国が保有する多様なコンテンツのメタデータをまとめて検索できる「国の分野横断統合ポータル」です。連携の第一弾として、デジタル版「実験論語処世談」のメタデータを登録しました。これにより、ジャパンサーチ上で「実験論語処世談」を検索すると、このデジタル版に加え、NDLデジタルコレクションの書籍版『実験論語処世談』や初出記事を掲載する『実業之世界』などが同時にヒットすることとなりました。

 渋沢栄一記念財団では、渋沢栄一や実業史に関するコンテンツやデータベースがより多くの方々の目に触れ、さらに利用しすくなるよう、ジャパンサーチに順次メタデータを登録していく予定です。ぜひご活用ください。

デジタル版「実験論語処世談」関連エントリー

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