情報資源センター・ブログ

情報の扉の、そのまた向こう

公益財団法人渋沢栄一記念財団情報資源センターがお送りするブログです。
渋沢栄一、社史を始めとする実業史、アーカイブズや図書館に関連する情報をご紹介しています。

第21回図書館総合展出展ポスターの復活展示

 2020年1月24日(金)、北区立中央図書館(東京都)において、情報資源センターが第21回図書館総合展(2020.11.12-14)のポスターセッション出展用に作成したポスターが復活展示されました。
 「渋沢栄一って、誰?」と題したポスターは渋沢栄一(1840-1931)の人物像を紹介するため、データベース「渋沢栄一関連会社名・団体名変遷図」掲載データなどを基に作成したものです。
第21回図書館総合展ポスターセッション
*第21回図書館総合展でのポスター展示風景
 北区立中央図書館では、郷土資料室「北区の部屋」へ入る渡り廊下の手前に展示されています。再展示は2020年8月末日までとなっていますので、この機会にぜひご覧ください。

参考エントリー

参考リンク

「情報資源センターだより」更新

 2020年2月4日(火)、渋沢栄一記念財団機関誌『青淵』2020年2月号(851号)に掲載した「情報資源センターだより」をウェブサイトで公開いたしました。

 情報資源センターでは、ビジネス・アーカイブズ関連事業に「世界のベストプラクティス」「日本の優良事例」「アーカイブズにおけるデジタル」という3つのテーマを設定しています。今回の「情報資源センターだより」では、昨年11月に開催されたEASTICAの年次会合から、AI(人工知能)と機械学習をテーマとするICA事務総長アンセア・セレス博士による基調講演と、中国国家档案局の丁勇氏による同国のアーカイブズに関する報告を中心にご紹介しています。ぜひご一読ください。

参考リンク

渋沢研究会 第242回例会 日米リレー討論会:最終回「日米人形交流と渋沢栄一 ―21世紀への伝言」 (2020年3月21日開催)

*新型コロナウイルスの感染症拡大を予防するため、第242回例会は延期となりました。
第242回渋沢研究会が開催されます。

第242回 渋沢研究会
日米リレー討論会:最終回「日米人形交流と渋沢栄一 ―21世紀への伝言」
プログラム :
 上映会:青い目の人形歓迎会の記録フィルム ―90年ぶりによみがえる渋沢栄一の姿
 報告:21世紀の子どもたち ―人形交流からキッズゲルニカへ
 シンポジウム:渋沢栄一の未来への遺産―平和を生きる日米人形交流
開催日時 : 2020年3月21日(土曜日) 13時20分~16時00分
開催場所 : 埼玉県立歴史と民俗の博物館 講堂 (定員100名・先着順)

登壇者や連絡先など、くわしくは上記リンク先をご覧下さい。
 

『青淵』第851号(2020.02)

渋沢栄一記念財団機関誌『青淵』第851号(2020.02)が刊行されました。
渋沢栄一および財団関連記事は以下の通りです。

  • 渋沢史料館休館のお知らせ …… 表紙裏
  • 【渋沢栄一のことば】 …… 表紙裏
    • 『渋沢栄一訓言集』より
      ○ 人生は不足勝ちなるが常であって、満足というものは、有り得べからざることである。不自由を世の常と思わば、別に苦情も起こらなければ、下らぬ心配も起こるはずがない。かくてその志すところの事に従うがよい。
      ○ 現代の青年に取りて最も切実に必要を感ずるは、人格の修養である。青年たるものは、真摯(しんし)にして率直、しかも精神、内に充ちて活力、外に溢(あふ)れ、いわゆる威武も屈する能わざるの人格を修養し、もって他日自己の利益を計るとともに、国家の富強に努めねばならない。
      ○ 前途に希望を抱く青年は、心の緊縮ならんことを期し、いかに逆境に立つも動かず、順境に処するも驕(おご)らず、いわゆる貧にして諂(へつら)わず、富んで礼を好むという、先哲の言を実地に行うように心掛けることが肝要である。
  • 【随想】 深谷市のこと / 矢島稔 …… p.2-3
  • 待てば海路の日和あり / 塚田照代 …… p.30-32
  • 『渋沢栄一伝記資料』発刊にかけた苦節20年 (2) / 植地勢作 …… p.36-41
  • 雑誌・書籍に見る渋沢栄一. 『処世論語』より 「余が修養法」 …… p.42-43
  • 【渋沢財団 情報資源センターだより】 No.436 AI時代のアーカイブズとビジネス・アーカイブズ …… p.47-46
  • 【史料館の窓】 新規収蔵資料 穂積歌子の手紙 …… p.48
  • 渋沢栄一はその先を見ている : 渋沢史料館 [渋沢史料館広告] …… 裏表紙

新紙幣の肖像(2019年4月9日発表)に関する報道などから(その45)

 2019年4月9日(火)、財務省は新しい日本銀行券(紙幣)及び五百円貨幣を発行すると発表しました。このうち紙幣は2024年度上期を目途に発行され、新一万円券の表には渋沢栄一の肖像が掲載されるとのことです。ここでは、渋沢栄一に関する主な記事をまとめました。

栄一関連会社・団体

ゆかりの地

栄一関連文献

反響など

合本主義/渋沢栄一関連企業・団体/大河ドラマ/イベント

出版記念シンポジウム「国際交流に託した渋沢栄一の望み -「民」による平和と共存の模索」(2020年2月14日開催)

 公益財団法人渋沢栄一記念財団研究センターでは、シリーズ「渋沢栄一と「フィランソロピー」」第5巻『国際交流に託した渋沢栄一の望み : 「民」による平和と共存の模索』(ミネルヴァ書房,2019.10)の出版を記念して、シンポジウム「国際交流に託した渋沢栄一の望み -「民」による平和と共存の模索」を開催いたします。

日時 : 2020年2月14日(金) 14:30~16:40(開場14:00)
会場 : 国際文化会館 樺山・松本ルーム
主催 : 公益財団法人渋沢栄一記念財団
*入場無料・申込不要 どなたでもご参加いただけます。
 600に及ぶ社会事業に携わってきた渋沢栄一。本シンポジウムでは、第一次世界大戦を前後する日本社会の状況を再確認しながら、渋沢の関与した国際交流事業と米中日関係について注目します。渋沢の国際社会に対する姿勢や、平和実現に向けた思考を問いながら、その国際交流活動の実践と現代的意義を、メディアの役割を含めて考えます。

 登壇者など、シンポジウムの詳しい内容はリンク先をご覧下さい。皆様のご参加をお待ちしております。

参考エントリー

参考リンク

「渋沢栄一と「フィランソロピー」」シリーズ一覧(予定)