栄一、農商務省に商工局長木内重四郎を訪ふ。木内局長近く海外に出張するを以て、取引所制度その他に関し調査を要する諸点を談ぜるなり。
出典：『渋沢栄一伝記資料』 2編 実業界指導並ニ社会公共事業尽力時代 明治六年−四十二年 / 1部 実業・経済 / 3章 商工業 / 25節 取引所 / 1款 東京株式取引所 【第13巻 p.627-635】
・『渋沢栄一伝記資料』第13巻目次詳細
http://www.shibusawa.or.jp/SH/denki/13.html
木内重四郎（きうち・じゅうしろう、1866-1925）は、明治から大正にかけて活躍した官僚・政治家です。農商務省、朝鮮総督府などを経て、1916（大正5）年に京都府知事となりました。夫人は岩崎弥太郎の次女磯路。重四郎の次女登喜子は1922（大正11）年に渋沢栄一の嫡孫である渋沢敬三と結婚しました。
上記綱文に続いて『伝記資料』第13巻p.627-634に引用されている馬場恒吾著『木内重四郎伝』の巻末（p.385-394）には、重四郎の事績に関する詳しい年譜が掲載されています。
参考：木内重四郎伝 / 馬場恒吾著 （東京 : ヘラルド社, 1937.10）
書誌情報 ： NDL-OPAC / Webcat / Worldcat 1, 2
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