Google Book Search（http://books.google.com）、およびその日本語版である Googleブック検索（http://books.google.co.jp） での検索結果（件数）の一覧です。
検索結果は表示方法ごとに掲載しています。（さまざまな表示方法についての詳細）
| 検索語 | すべての書籍 | 限定/全体表示 | 全体表示 |
|---|---|---|---|
| 渋沢栄一 (books.google.co.jp) | 1192(↑) | 210(↑) | 3(→) |
| 渋沢栄一 (books.google.com) | 1193(↑) | 210(↑) | 3(→) |
| shibusawa eiichi (books.google.co.jp) | 1602(↑) | 473(↑) | 0(↓) |
| shibusawa eiichi (books.google.com) | 2160(↑) | 477(↑) | 0(↓) |
| eiichi shibusawa (books.google.co.jp) | 1629(↑) | 483(↑) | 0(↓) |
| eiichi shibusawa (books.google.com) | 1876(↑) | 481(↑) | 0(↓) |
| shibusawa ei'ichi (books.google.co.jp) | 157(↑) | 12(↓) | 1(→) |
| shibusawa ei'ichi (books.google.com) | 157(↑) | 38(↑) | 1(→) |
| ei'ichi shibusawa (books.google.co.jp) | 159(↑) | 12(↓) | 1(→) |
| ei'ichi shibusawa (books.google.com) | 159(↑) | 39(↑) | 1(→) |
第8回の定点観測（2008.09.30検索）と比べると、全体的に増加傾向にあるように見えますが、全文表示と限定表示の間をさまよっていた "Shibusawa Eiichi (1840-1931), batisseur du capitalisme japonais By Claude Hamon" は、ついに「部分プレビュー」となってしまいました。
Shibusawa Eiichi (1840-1931), batisseur du capitalisme japonais By Claude Hamon - Google ブック検索
http://books.google.co.jp/books?hl=ja&q=Shibusawa%20Eiichi%20(1840-1931)%2C%20batisseur%20du%20capitalisme%20japonais%20By%20Claude%20Hamon
ところで、2008年10月にはGoogleブック検索に関連するニュースがいくつか流れました。
- Googleブック検索に参加する出版社が2万社、1年で2倍に
〔カレントアウェアネス・ポータル - 2008年10月17日〕
http://current.ndl.go.jp/node/9096 - 米主要23大学、共同でデジタル蔵書図書館「HathiTrust」設立
〔INTERNET Watch - 2008年10月14日〕
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2008/10/14/21160.html - 「Google Book Search」訴訟で米出版業界と和解合意
〔INTERNET Watch - 2008年10月29日〕
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2008/10/29/21350.html - Google Book Search和解の報道にOpen Content Allianceは...
〔カレントアウェアネス・ポータル - 2008年10月30日〕
http://current.ndl.go.jp/node/9221
また、内閣の知的財産戦略本部に設置された「デジタル・ネット時代における知財制度専門調査会」は、「日本版フェアユース規定」導入についての提言を発表し、現在パブリック・コメントを募集しています。
- "公正な利用"なら著作権者の許諾不要 - 知財本部がフェアユース導入提言
〔マイコミジャーナル - 2008年10月30日〕
http://journal.mycom.co.jp/news/2008/10/30/007/index.html - デジタル・ネット時代における知財制度専門調査会報告案に関する意見募集
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/titeki2/pc/081030/081030comment.html
一方で、日本文芸家協会はGoogleやアマゾンのような書籍検索プロジェクトに参加している出版社に対し、文芸作品の「過大な公開は避け」ること、作品掲載の許諾を出す場合には「著作権者の許諾も必ず得」ることを求める「お願い」を公開しました。
- 書籍検索で内容の過大な公開は避けて、文藝家協会が出版社に要望
〔INTERNET Watch - 2008年10月21日〕
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2008/10/21/21255.html - ネット上の「書籍検索」許諾について（お願い） (PDF)
〔日本文藝家協会 - 2008年10月16日〕
http://www.bungeika.or.jp/pdf/200810shosekionegai.pdf
書籍のデジタル化、検索プロジェクトを含むウェブサービスは一進一退を繰り返しているようにも見えますが、今後どのような動きが出てくるのか、引き続き注目していきたいと思います。
参考：Google ブック検索について
http://books.google.co.jp/intl/ja/googlebooks/about.html
＊「Googleブック検索」定点観測は毎月第1回目の更新日に掲載する予定です。
