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公益財団法人渋沢栄一記念財団情報資源センターがお送りするブログです。
渋沢栄一、社史を始めとする実業史、アーカイブズや図書館に関連する情報をご紹介しています。

 『有隣堂八十年史』 【有隣堂, 1989】

会社名

株式会社有隣堂

書誌事項

有隣堂八十年史 / 有隣堂八十年史編集委員会
 横浜 : 有隣堂, 1989.10
 342p, 図版8枚 ; 27cm
 注記: 表紙の社名: Yurindo ; 印刷・製本: 日本写真印刷 ; 非売品 ; 横組み ; 有隣堂年表: p332-338 ; 参考文献: p341

社史紹介

横浜生まれの松信大助(まつのぶ・だいすけ、1884-1953)は、1894年(明27)に父と長兄が横浜に開業した書籍販売の第一有隣堂から独立、1909年(明42)第四有隣堂を開業した。姉は第二有隣堂、次兄は第三有隣堂を開業していたが、大助は義兄と共に1917年(大6)有隣堂文具部を設立。1919年(大9)第四有隣堂は第一有隣堂有隣堂文具部を合併し、(株)有隣堂と改組。しかし関東大震災の打撃が重く1927年(昭2)株式会社を解散、個人経営として経営再建に努め、1931年(昭6)(名)有隣堂を設立。1956年(昭31)株式会社に改組し、書店を中心とした地域の文化センターを目指して発展する。
80年史では横浜地域史、出版業界の状況も含めて記述。社名の有隣は論語から採っている。

参考リンク

*このエントリーは、実業史研究情報センターのサイトで公開している「社史紹介」に先駆けて「速報版」として公開するものです。