情報資源センター・ブログ

情報の扉の、そのまた向こう

公益財団法人渋沢栄一記念財団情報資源センターがお送りするブログです。
渋沢栄一、社史を始めとする実業史、アーカイブズや図書館に関連する情報をご紹介しています。

 『いつも暮らしの中にLion : ライオン100年史』 【ライオン, 1992】

会社名

イオン株式会社

書誌事項

いつも暮らしの中にLion : ライオン100年史 / ライオン株式会社社史編纂委員会編纂
 東京 : ライオン, 1992.10
 xvi, 452p, 図版4枚 : 挿図, 肖像 ; 29cm
 別タイトル: いつも暮らしの中にライオン ; 英文社名: Lion Corporation (p396 定款) ; 印刷: 大日本印刷 ; 制作・協力: 大日本印刷株式会社CDC事業部年史センター ; 横組み ; 裏表紙にライオンマークの型押し ; 参考文献: p452

外部機関の所蔵データほか

NDL-OPAC / Webcat / 神奈川県立川崎図書館 / Worldcat 1,2,3 / Webcat Plus / Googleブックス 1,2,3

社史紹介

埼玉の酒造業家に生まれた初代小林富次郎(こばやし・とみじろう、1852-1910)は、上京し石鹸製造業に携わる。1891年(明24)東京神田に石鹸とマッチ原料取次の小林富次郎商店を開設。キリスト教徒の富次郎は知人牧師の「ライオンなら牙も丈夫だ」との意見で、1896年(明29)「ライオン歯磨」を商標登録。1918年(大7)二代目富次郎(1872-1958)は歯磨事業に特化した小林商店を設立。1949年(昭24)ライオン歯磨に社名変更し、医薬品や食品にも事業多角化。また石鹸事業は1919年(大8)にライオン石鹸として分離独立、後にライオン油脂に改称。1980年(昭55)に両社が合併し、新会社ライオンが発足する。
100年史はライオン歯磨、ライオン油脂、合併後のライオンの三本の流れを追っている。商品・ブランドや口腔衛生活動などテーマ別に12種類の年表を掲載。

参考リンク

*このエントリーは、実業史研究情報センターのサイトで公開している「社史紹介」に先駆けて「速報版」として公開するものです。