情報資源センター・ブログ

情報の扉の、そのまた向こう

公益財団法人渋沢栄一記念財団情報資源センターがお送りするブログです。
渋沢栄一、社史を始めとする実業史、アーカイブズや図書館に関連する情報をご紹介しています。

 『静岡銀行史』 【静岡銀行, 1960】

会社名

株式会社静岡銀行

書誌事項

静岡銀行
 静岡 : 静岡銀行, 1960.05
 37, 982, 125p, 図版17枚 ; 27cm
 注記: 校閲: 土屋喬雄, 高木一夫 ; 制作: 経済往来社 ; 印刷: 大日本印刷 ; 付録: 支店営業所の沿革 ; 折込み図13枚 ; 縦組み ; 表紙に型押し(行章か) ; 題字: 平野繁太郎頭取 ; 年表: p[73]-122

外部機関の所蔵データほか

NDL-OPAC / Webcat / 神奈川県立川崎図書館 / Worldcat 1,2 / Webcat Plus / Googleブックス 1,2

社史紹介

静岡銀行静岡市に本店を置く静岡三十五銀行浜松市に本店を持つ遠州銀行とが、銀行合同政策により1943年(昭18)合併して発足。静岡三十五銀行は1877年(明10)設立の静岡第三十五国立銀行遠州銀行は1880年(明13)創立の西遠商会をそれぞれ母体としつつ、各々30〜40有余の本店銀行の集合体である。静岡銀行発足後も多くの銀行を合併し発展する。
創立15周年記念に編纂された当該社史は本文を4篇に分け、総説篇として維新前後のわが国の金融機関と幣制並びに静岡県の銀行と重要産業について記述、続いて静岡三十五銀行篇、遠州銀行篇、現在の静岡銀行篇となっている。総説編では渋沢栄一の提唱で設立された静岡の商法会所にも10頁にわたり触れている。

更新履歴

2014.07.10:社史紹介の「商法会議所」を「商法会所」に訂正
*このエントリーは、実業史研究情報センターのサイトで公開している「社史紹介」に先駆けて「速報版」として公開するものです。