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公益財団法人渋沢栄一記念財団情報資源センターがお送りするブログです。
渋沢栄一、社史を始めとする実業史、アーカイブズや図書館に関連する情報をご紹介しています。

 『広島電気沿革史. [本篇]・姉妹篇』 【広島電気, 1934】

会社名

広島電気株式会社

書誌事項

広島電気沿革史 / 広島電気編
 広島 : 広島電気, 1934.11
 2冊 ; 23cm
 注記: 口述: 守屋義之(姉妹篇) ; 奥付の編輯兼発行者: 広島電気株式会社内川村丈夫 ; 印刷所: 増田兄弟活版所 ; 縦組み ; [本篇]: 9, 394p, 図版 ; 姉妹篇: 7, 196p

  • 社史・会社に関する各種ID : 『会社史総合目録』一連アイテム番号: 3945, 3946

外部機関の所蔵データほか

NDL-OPAC / Webcat 1,2 / 神奈川県立川崎図書館 1,2 / Worldcat / NDL Search (β) / Webcat Plus 1,2 / Googleブックス 1,2

社史紹介

広島では1889年(明22)地元有志により広島電灯が設立され、近隣会社を合併して業容を拡大。一方1897年(明30)設立の広島水力電気(初代会長渋沢栄一)は、1911年(明44)呉電気鉄道と合併し広島呉電力と改称。両社は同一地域での事業合理化のため1921年(大10)合併し、広島電気が創立。発電設備を増設し山陰地方及び岡山県愛媛県島嶼部にも事業を拡大する。
当該社史では第1章に前身2社の沿革、第2章以下で広島電気の沿革と現況を記述。合併各社の略史も記載し、巻頭に役員と事業所写真、巻末に重役小伝を掲載している。姉妹篇の『感想録』は3代社長守屋義之(もりや・よしゆき、1867-1938)による回想録。
[1941年(昭16)配電統制令により解散し中国配電となる]

参考リンク

参考文献

*このエントリーは、実業史研究情報センターのサイトで公開している「社史紹介」に先駆けて「速報版」として公開するものです。