渋沢栄一記念財団機関誌『青淵』の最新号が刊行されました。
渋沢栄一および財団関連記事は以下の通りです。
- 【渋沢栄一のことば】 …… 表紙裏
- 嶺寒松 栄一
木々はみな冬枯れ果てて峯の上に
いよいよあをく見ゆる松かな (明治三七年)- 『渋沢栄一訓言集』より
○ 商業の信用を高めるには、いかなる手段によるべきか。もしその道徳を進めずして、信用を保たんと欲するは、なお木に縁(よ)って魚を求むる類である。ゆえに信用を高めるには、まずその思想を高め、行為を篤実(とくじつ)にし、志操を剛毅(ごうき)にせねばならない。
○ 商業上の信用というものは、どこから起こるかというに、偽らざるが根源である。偽らぬという根源がなければ、信用の生じようがない。商業者のいわゆる掛け引きというは、取りも直さず嘘である。嘘は資本の一つと言いしもまた嘘である。- 【随想】 渋沢栄一と共にパリへ行った商人清水卯三郎 / 今井博昭 …… p.2-3
- 渋沢史料館設立その後 (IV) : 竜門社再建 / 関本毅 …… p.39-42
- 渋沢栄一関連会社社名変遷図 〔66〕陸運:西日本 B …… p.43
- 【渋沢財団 センターだより】 No.369 「歴史資料の保存と利用の基盤としてのディジタル・アーカイブ」 : 全史料協大会研究会参加記 …… p.47-46
- 【史料館の窓】 「彰義隊に関わった人々からの手紙」展 …… p.48