2014年7月8日（火）、公益財団法人渋沢栄一記念財団実業史研究情報センターでは「渋沢栄一ゆかりの地」として新たなコンテンツを公開いたしました。これは都道府県など「地域」を切り口に、渋沢栄一が関与した事業や旅の足跡を紹介するものです。
全国各地に広がる渋沢栄一の足跡。彼は何故そこを訪れ、そこで何を行ったのでしょうか。栄一が訪れたことで、その土地にはどのような種が蒔かれ、何が芽吹き、どのような実りがもたらされたのでしょうか。いつも歩いている街並みのなかに、あるいは地域の産業のなかに埋もれた渋沢栄一との関わり。このコンテンツが目指すのは、そのような各地の「ゆかり」の発掘です。
先人の記憶や足跡は、後世を生きる私たちにとってかけがえのない郷土の遺産です。「ゆかりの地」が、渋沢栄一とご当地との関わりだけでなく、郷土の文化遺産をも再発見する一助となれば幸いです。
