100年前の1月20日に何があったか、「渋沢社史データベース」(略称:SSD)で検索してみました。ヒットした6件の中に活字母型の事項がありましたのでご紹介します。
- 1915年(大正4)1月20日 ポイント活字母型完成(9ポイント・9ポイントルビ付き・18ポイント)「秀英型ポイント式活字」として売り出す
出典社史 : 大日本印刷(株)『大日本印刷百三十年史. 資料編』(2007.04)
>> 「渋沢社史データベース」の年表項目を「1915年1月20日」で検索した結果
「秀英型」は大日本印刷の前身である秀英舎が作成したオリジナル書体で、「秀英体」として知られています。秀英舎は1876年(明治9)佐久間貞一らによって設立され、渋沢栄一の援助で製紙会社東京分社印刷工場の印刷機械を借用して操業しました。
- 秀英体
〔DNP 大日本印刷株式会社〕
http://www.dnp.co.jp/shueitai/ - 「秀英体見本帖」をAppStoreで無料配布開始
〔DNP 大日本印刷株式会社 - 2010年4月22日〕
http://www.dnp.co.jp/shueitai/news/20100422.html - [社名変遷図紹介] 印刷業 〔諸商工業〕 - 渋沢栄一関連会社社名変遷図
〔実業史研究情報センター・ブログ「情報の扉の、そのまた向こう」 - 2011年11月22日〕
http://d.hatena.ne.jp/tobira/20111122/1321924031