『Cambridge Seminar : on the two bilateral relations with the superpower 』『ケンブリッジセミナー : 超大国との二つの二国間関係』 【渋沢栄一記念財団，2007-2008】

書誌事項

英語版

Cambridge Seminar : on the two bilateral relations with the superpower : the fifth Shibusawa・Suntory ABJ Seminar 2007 : two bilateral relations : a comparative study of US-UK and US-Japan relations
　Tokyo : Shibusawa Eiichi Memorial Foundation, c2007
　76p ; 30cm
　注記: 「ケンブリッジセミナー : 超大国との二つの二国間関係 : 第5回渋沢・サントリー ABJセミナー 2007年 : ふたつの二国間関係 : 英米関係と日米関係の比較研究」の報告書 ; 会期・会場: 2007年3月24-26日:Clare College, University of Cambridge ; Organized by East Asian Institute, Keio University ; Sponsored by Embassy of Japan in the United Kingdom, Suntory Foundation, Shibusawa Ei'ichi Memorial Foundation

日本語版

ケンブリッジセミナー : 超大国との二つの二国間関係 : 第5回渋沢・サントリー ABJセミナー 2007年 : ふたつの二国間関係 : 英米関係と日米関係の比較研究
　東京 : 渋沢栄一記念財団, 2008.01
　49p ; 30cm
　注記: 英文タイトル: Cambridge Seminar : on the two bilateral relations with the superpower : the fifth Shibusawa・Suntory ABJ Seminar 2007 : two bilateral relations : a comparative study of US-UK and US-Japan relations ; セミナー報告書 ; 会期・会場: 2007年3月24-26日:ケンブリッジ大学クレア・カレッジ（英国） ; 主催: 慶応義塾大学・東アジア研究所 ; 後援: 外務省在英国日本大使館, サントリー文化財団, 渋沢栄一記念財団

解題

　2007年3月24-26日に英国ケンブリッジ大学で行われた、第5回渋沢ABJセミナーの報告書。このセミナーは慶応義塾大学東アジア研究所の主催で、英米同盟と日米同盟の比較研究プロジェクトとして2004年に開始されたもので、ABJはAmerica、Britain、Japanの頭文字。これまで日本と米国で行われてきたセミナーの最終回となるケンブリッジセミナーでは、後援者として第4回までの渋沢栄一記念財団と国際交流基金日米センターに、外務省在英国日本大使館とサントリー文化財団が加わっている。
　第5回セミナーはこれまで少なかった英国側の対米関係専門家はじめ25名が参加している。2日間にわたって行われた4つのセッションは「ネオコン、その哲学的源泉と外交的意味」「アメリカの対欧政策」「 「特殊関係」になる日米関係？」「英米「特殊関係」の歴史的考察」というテーマで、更に日本の文化に関する2つのプレディナートークも行われた。
　報告書は英語版が先に発行され、翌年日本語版が出された。日本語版の「まえがき」で、主催者がセミナーの概要をまとめている。本文では日英版ともに、セッションとプレディナートークの要約を掲載、続いて各セッション報告と質疑応答の記録を収録している。

書影（英語版／日本語版）

目次

英語版

項目	ページ
Shibusawa/Suntory Workshop in Cambridge on the two bilateral relations with the superpower [agenda]	1
Invited participants	3
[Summary]
March 25th
Session 1 : American meoconservatives : its philosophical roots, influences and foreign policy implications / Mark Lilla	4
Session 2 : American foreign policy toward europe / Stephen Szabo	4
Pre-dinner talk 1 : Books in Japan / Peter Kornicki	5
March 26th
Session 3 : US-Japan relations : toward "special relationship"? / Toshihiro Minohara	6
Session 4 : Anglo-American relationships in a historical context / Zara Steiner	6
Pre-dinner talk 2 : Japanese food and politics / Barak Kushner	7
Transcript of seminar discussions
Session 1 : The intellectual roots of neoconservatism / Mark Lilla	9
Session 2 : The United States and Europe / Stephen F. Szabo	29
Session 3 : US-Japan relations / Toshihiro Minohara	57
Session 4 : The US-UK special relationship / Zara Steiner	67

日本語版

項目	ページ
まえがき / 田所昌幸	巻頭
渋沢・サントリー・ケンブリッジ会合 : 超大国との二つの二国間関係
参加者、日程	1
[要約]
3月25日
セッション1 : ネオコン、その哲学的源泉と外交的意味 / マーク・リラ	3
セッション2 : アメリカの対欧政策 / スティーヴン・ゼイボー	3
プレディナートーク1 : 日本における書籍の歴史 / ピーター・コニッキー	4
3月26日
セッション3 : 「特殊関係」になる日米関係？ / 簑原俊洋	5
セッション4 : 英米「特殊関係」の歴史的考察 / ザラ・スタイナー	5
プレディナートーク2 : 日本の食事と政治 / バラック・クシュナー	6
[記録]
セッション1 : ネオコン、その哲学的源泉と外交的意味 / 報告: マーク・リラ	8
セッション2 : アメリカの対欧政策 / 報告: スティーヴン・ゼイボー	23
セッション3 : 「特殊関係」になる日米関係？ / 報告者: 簑原俊洋	33
セッション4 : 英米「特殊関係」の歴史的考察 / 報告者: ザラ・スタイナー	40

外部機関の所蔵データほか

Googleブックス 1,2

渋沢ABJセミナーと報告書の一覧

回次	開催日	開催地	ウェブサイト	報告書
				タイトル	出版者、出版年、ページ数
1	2004.07	北海道キロロ	リンク	[刊行なし]
2	2005.07.31-08.03	北海道キロロ	リンク	キロロセミナー : ふたつの二国間関係の国内基盤 : 世論と同盟について : 第2回 渋沢ABJセミナー 2005年 : ふたつの二国間関係 : 英米関係と日米関係の比較研究	渋沢栄一記念財団、2007、42p
3	2005.11.03-05	米国ニューハンプシャー州ポーツマス市	リンク	ポーツマスセミナー : 非対称の同盟について : 第3回渋沢ABJセミナー 2005年 : ふたつの二国間関係 : 英米関係と日米関係の比較研究	渋沢栄一記念財団、2007、104p
4	2006.07.14-16	青森県奥入瀬	リンク	奥入瀬セミナー : 地域的側面から見た同盟関係 : 第4回渋沢ABJセミナー　2006年 : ふたつの二国間関係 : 英米関係と日米関係の比較研究	渋沢栄一記念財団、2008、69p
5	2007.03.24-26	英国ケンブリッジ大学	リンク	Cambridge Seminar : On the two bilateral relations with the superpower : the fifth Shibusawa・Suntory ABJ Seminar 2007 : two bilateral relations : a comparative study of US-UK and US-Japan relations	Shibusawa Ei'ichi Memorial Foundation、ｃ2007、76ｐ
				ケンブリッジセミナー : 超大国との二つの二国間関係 : 第5回渋沢・サントリー ABJセミナー 2007年 : ふたつの二国間関係 : 英米関係と日米関係の比較研究	渋沢栄一記念財団、2008、49p

参考リンク

• 慶応義塾大学東アジア研究所
  http://www.kieas.keio.ac.jp/