情報資源センター・ブログ

情報の扉の、そのまた向こう

公益財団法人渋沢栄一記念財団情報資源センターがお送りするブログです。
渋沢栄一、社史を始めとする実業史、アーカイブズや図書館に関連する情報をご紹介しています。

 『味の素株式会社社史』 【味の素, 1971-1972】

会社名

味の素株式会社 [Ajinomoto Kabushiki Kaisha]
[Ajinomoto Co., Inc. ]

書誌事項

味の素株式会社社史. 1 / 味の素株式会社社史編纂室編纂
 東京 : 味の素, 1971.06
 12, 55, 469, 48p, 図版10枚 ; 27cm
 注記: Title in romaji: Ajinomoto Kabushiki Kaisha shashi. 01 ; 監修: 土屋喬雄 ; 執筆: 坂口謹一郎, 宮本常一, 由井常彦, 西村はつ ; 制作: 日本経営史研究所 ; 印刷: 凸版印刷 ; 折り込図3枚 ; 横組み ; 年表(戦前): 巻末p14-42 ; 主要参考文献: 巻末p43-44

味の素株式会社社史. 2 / 味の素株式会社社史編纂室編纂
 東京 : 味の素, 1972.09
 11, 45, 559, 69p, 図版12枚 ; 27cm
 注記: Title in romaji: Ajinomoto Kabushiki Kaisha shashi. 02 ; 監修: 土屋喬雄 ; 執筆: 赤堀四郎, 三和良一 ; 制作: 日本経営史研究所 ; 印刷: 凸版印刷 ; 折り込図7枚 ; 横組み ; 年表(1945-1971): 巻末p[35]-67

書影

味の素株式会社社史

会社沿革と社史メモ

 「味の素」発売60年を機に編纂された社史で、1.戦前編と2.戦後編の2冊からなる。1.は1888年(明治21)に始まる鈴木家のヨード事業から書き起こし、戦時下の経営難まで。2.は戦後の復興から1960年代の多角化と国際化までの内容。既刊の『味の素沿革史』は社内の編集であったのに対し、本社史は経済学者土屋喬雄(つちや・たかお、1896-1988)の監修のもとに日本経営史研究所が制作した。各編巻頭には有機化学の権威である坂口謹一郎(さかぐち・きんいちろう、1897-1994)、赤堀四郎(あかぼり・しろう、1900-1992)両博士の随想を載せ、さらに民俗学者宮本常一(みやもと・つねいち、1907-1981)の「日本における調味料の歴史」も1.に掲載している。

目次等へのリンク(渋沢社史データベース)

外部機関の所蔵データほか

NDL-OPAC 1,2/ CiNii Books / 神奈川県立川崎図書館 1,2 / Worldcat 1,2 / NDL Search / Webcat Plus 1,2 / Googleブックス 1,2 / 社史Wiki
*このエントリーは、情報資源センターのサイトで公開している「社史紹介」に先駆けて「速報版」として公開するものです。