情報資源センター・ブログ

情報の扉の、そのまた向こう

公益財団法人渋沢栄一記念財団情報資源センターがお送りするブログです。
渋沢栄一、社史を始めとする実業史、アーカイブズや図書館に関連する情報をご紹介しています。

『青淵』第861号(2020.12)

渋沢栄一記念財団機関誌『青淵』第861号(2020.12)が刊行されました。
渋沢栄一および財団関連記事は以下の通りです。

  • 渋沢史料館リニューアルオープンのお知らせ …… 表紙裏
  • 【渋沢栄一のことば】 …… p.2
    • 渋沢事務所職員と共に(大正15年3月9日)(『渋沢栄一伝記資料』別巻10より)[写真]
    • 『渋沢栄一訓言集』より
      ○ 何人も過失なきを得ず。長上たる者、その部下に過失ありたる時は、その身の責務として、これが改心に助力せねばならない。もちろん事の大小により、寛厳の手加減はあろうが、要は過失を過失と覚って、改めさせるに在る。
      ○ 過失を責めるにあたり、まず第一に心すべきはその人に対し、毫(ごう)も憎悪の念を挟んではならぬことである。
      ○ 人を諫(いさ)めたり責めたりする場合には、その根本条件として『罪ヲ悪(にく)ンデ人ヲ悪(にく)マズ』という衷情(ちゅうじょう)をもってせねばならない。
      ○ 己れは家長であると漫(みだり)に高くおり、権力づくで圧(おさ)えつけようとするのは、最良の手段でない。一面に厳格なるとともに、他面に慈愛を含み『恩威並ビ行ハル』というようでなければ、いかに家長たりとて、家人および使用人は、その命令に心服するものではない。
  • 【渋沢・クローデル賞】近世フランスにおける組織と個人 : ジャンセニスムをめぐって : 第三七回渋沢・クローデル賞 奨励賞 『ジャンセニスム 生成する異端 : 近世フランスにおける宗教と政治』(慶応義塾大学出版会、二〇二〇) / 御園敬介 …… p.10-13
  • 【渋沢・クローデル賞】ヨーロッパ中世写本の世界 : 書物に棲まう動物たち : 第三七回渋沢・クローデル賞 奨励賞 「ガストン・フェビュスの『狩猟の書』挿絵研究」(中央公論美術出版、2020) / 高木麻紀子 …… p.14-17
  • 「生きることは絵を描くことに値するか」破天荒な日本のゴッホ、長谷川利行と養育院 / 栄畑南美 …… p.18-20
  • くすりのはなし / 畠玲子 …… p.38-40
  • 雑誌・書籍に見る渋沢栄一. 『実業之世界』より「気分の転換と粗食」 …… p.41-42
  • 【「せいえんひろば」】 新規維持会員のご紹介 (七月~九月)/告知 : 歌劇 幕臣・渋沢平九郎 公演のお知らせ …… p.43
  • 【渋沢財団 研究センターだより】 No.446 『論語と算盤』読書会、再スタート/渋沢栄一と「フィランソロピー」第6巻 刊行に向けて/「論語とそろばん」セミナー2021の予定 …… p.47-46
  • 【史料館の窓】博物館のあるべき姿 …… p.48