情報資源センター・ブログ

情報の扉の、そのまた向こう

公益財団法人渋沢栄一記念財団情報資源センターがお送りするブログです。
渋沢栄一、社史を始めとする実業史、アーカイブズや図書館に関連する情報をご紹介しています。

『青淵』第903号(2024.06)

渋沢栄一記念財団機関誌『青淵』第903号(2024.06)が刊行されました。
渋沢栄一および財団関連記事は以下の通りです。

  • 見つけよう、「渋沢栄一」。渋沢栄一デジタルアーカイブ [情報資源センター広告] …… 表紙裏
  • 【渋沢栄一のことば】 …… p.2
    • 中央社会事業協会主催第一回全国方面委員会議 日本青年館 (昭和2年10月21日) (『渋沢栄一伝記資料』別巻10より)[写真]
    • 『渋沢栄一訓言集』より
      ○ 時に運不運があり。人に幸不幸がある。而してこの配剤によりて、逆境に陥る人もあり、または順境に立つ人もある。
       されど逆境に陥るは、多くはその人の智識、勉強、忍耐等の足らぬためで、また順境に立つ人は多くは、智識多くして考慮深く、時機に適応した行いをするからである。西洋の諺に学識ありて、勉強する船長は、いつも順風を得て航海するというは真理である。
      ○ 地位もなく富力もなく、引き立てる先輩もなく、栄達すべき素因が極めて薄弱でも、学問あり、智識あり、身体健康にして勉強家であるなれば、みずから他の推賞を得ざるも、栄達の道は自然に開けて来る。まして非凡の才能があって、長上の意想外に出づるほどならば、官にあると野にあるとを問わず、必ず栄達して、順境に立つ人となり得るに相違ない。
  • 東京市養育院感化部における子どもたちの教育と委託事業 / 阿久津美紀 …… p.14-16
  • 【「せいえんひろば」】新規維持会員のご紹介/「Aobuchi」とは誰のこと? …… p.43
  • 【渋沢財団 研究センターだより】 No.487[488] 「論語とそろばん」セミナー2024 国際交流の重要性/第12期『論語と算盤』読書会 守屋淳先生の講義 …… p.47-46
  • 【史料館の窓】 二〇二三年度の渋沢史料館 …… p.48
  • TOPIC 樺山理事長が二〇二四年春の叙勲「瑞宝中授章」を受章 …… p.48
  • 渋沢栄一 1909年頃 小川一真撮影 渋沢史料館所蔵[写真] [渋沢史料館広告] …… 裏表紙