是ヨリ先、二月二十八日ニ於ケル当協会理事会ノ決議ニ基キ、是日、当協会ヨリインド、ヴィシュヴァ・バラティー記念図書館設立資金中ニ、二千五百余ルーピーヲ贈ル。
出典：『渋沢栄一伝記資料』 3編 社会公共事業尽瘁並ニ実業界後援時代 明治四十二年−昭和六年 / 1部 社会公共事業 / 3章 国際親善 / 3節 国際団体及ビ親善事業 / 3款 日印協会 【第36巻 p.59-61】
・『渋沢栄一伝記資料』第36巻目次詳細
http://www.shibusawa.or.jp/SH/denki/36.html
『渋沢栄一伝記資料』本文には、この寄付に際して、ヴィシュヴァ・バーラティ（Visva-Bharati, タゴール国際大学）の設立者で詩人・思想家のラビンドラナート・タゴール（1861-1941）と渋沢栄一の間で交わされた書簡が掲載されています。
なお、渋沢史料館で公開中の企画展「王子・滝野川と渋沢栄一 −住まい、公の場、地域−」では、タゴールが1924（大正13）年6月12日に王子飛鳥山邸を訪れた際の映像が放映されており、栄一を始めとする関係者だけではなく、当時の渋沢邸の様子もよくわかります。
＊先週に引き続き、渋沢史料館で公開中の企画展「王子・滝野川と渋沢栄一 −住まい、公の場、地域−」（会期：2008年3月8日-5月6日）に寄せて、飛鳥山来訪者特集です。
企画展図録『王子・滝野川と渋沢栄一 ： 住まい、公の場、地域』（渋沢史料館編）
