情報資源センター・ブログ

情報の扉の、そのまた向こう

公益財団法人渋沢栄一記念財団情報資源センターがお送りするブログです。
渋沢栄一、社史を始めとする実業史、アーカイブズや図書館に関連する情報をご紹介しています。

 渋沢史料館企画展「日本人を南米に発展せしむ 日本人のブラジル移住と渋沢栄一」

渋沢史料館 / 企画展示・イベント
http://www.shibusawa.or.jp/museum/special/kikaku2008.html

飛鳥山3つの博物館 10周年
日本人を南米に発展せしむ 日本人のブラジル移住と渋沢栄一
会期: 2008年10月4日(土)〜11月24日(月)
会期中の休館日: 10/13と11/3を除く月曜日、10/14、11/4
会場: 渋沢史料館 企画展示室
後援: 独立行政法人国際協力機構
その他: 日本ブラジル交流年認定事業
<開催趣旨>
 1908年6月18日、52日間の船旅を経た第1回移民船笠戸丸が、ブラジルのサントス港に到着しました。ブラジルにおける日本移民100周年にあたる本年、渋沢史料館では、渋沢栄一が関わったブラジル移民事業を紹介する企画展を開催します。
 渋沢栄一がブラジル移民事業に関わったことは、あまり知られていません。海外への移民のあり方と、移民を送出する制度と機関の必要性について心を配っていた渋沢は、ブラジル最初の日本人植民地であるイグアペ植民地を開設した伯剌西爾(ブラジル)拓植株式会社、アマゾンに日本人植民地を拓いた南米拓殖株式会社、海外にはばたく移民を教育する海外植民学校などに関わり、自らの考えを実現するために尽力しました。
 本企画展では、日本の経済界を牽引する渋沢栄一が、海外移民について、ブラジル移民に関わるこれらの事業に対して何を考え、どのように関与したかをご紹介いたします。また、渋沢が手がけた事業を具体的にご覧いただくことで、ブラジル日本移民史の一端を知っていただければ幸いです。

展覧会にあわせ講演会(11/1, 23)やギャラリートーク(10/11, 25, 11/3, 15)も予定されています。
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