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公益財団法人渋沢栄一記念財団情報資源センターがお送りするブログです。
渋沢栄一、社史を始めとする実業史、アーカイブズや図書館に関連する情報をご紹介しています。

 『森村百年史』 【森村商事, 1986.10】

会社名

森村商事株式会社

書誌事項

森村百年史 / ダイヤモンド社
 東京 : 森村商事, 1986.10
 245p ; 29cm
 注記: 英文社名: Morimura Bros., Inc. ; 印刷: ダイヤモンドグラフィック社 ; 横組み

外部機関の所蔵データほか

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社史紹介

江戸京橋の商家に生まれた森村市左衛門(六代)(もりむら・いちざえもん、1839-1919)と弟の森村豊(もりむら・とよ、1854-1899)は輸出貿易を志し、1876年(明9)東京銀座四丁目に匿名組合森村組を設立。第一次世界大戦下の好況期、1904年(明37)日本陶器合名会社(現・ノリタケカンパニーリミテド)、1917年(大6)東洋陶器(現・TOTO)、1919年(大8)日本碍子(現・日本ガイシ)を設立し、セラミック分野に一王国を築く。1946年(昭21)社名を森村商事に改称し敗戦後の再建に着手、窯業関連品・香料・インキ等の輸入業務に進出する。また1910年(明43)に市左衛門が自邸に幼稚園と小学校を設立、今日の森村学園の礎となる。
「編集後記」には百年史編纂に使用した『森村翁言行録』などの参考文献・資料とそれらの所在、さらに証言を得た関係者などについて詳述されている。

参考リンク

更新履歴

2009.12.24:社史紹介中の年号の表記法を変更
*このエントリーは、実業史研究情報センターのサイトで公開している「社史紹介」に先駆けて「速報版」として公開するものです。