会社名
株式会社神戸製鋼所
書誌事項
神戸製鋼70年 / 神戸製鋼所総務部, 共同ピーアール企画・編集
東京 : 神戸製鋼所, 1974.09
2冊 ; 31cm
注記: 奥付の編集発行人: 斎藤賢四郎 ; 印刷: 大日本印刷 ; 非売品 ; [本編]: 108p, 図版1枚 ; 資料編: 63p ; 縦組み ; 付: 正誤表1枚
社史紹介
神戸の貿易商社鈴木商店の番頭金子直吉(かねこ・なおきち、1866-1944)が「これからの日本は工業である」という先見性のもとに1905年(明38)小林製鋼所を買収し、神戸製鋼所と改称。1911年(明44)鈴木商店から分離・独立し株式会社となる。大恐慌による鈴木商店倒産後も機械、伸銅品などに生産品種を拡大し、大正後半には鋼材圧延に進出。鉄鋼需要増大に伴い鉄鋼大手メーカーとして発展する。1929年(昭4)に分離した播磨造船所は1960年(昭35)石川島重工業と合併し、石川島播磨重工業となる。
70年史はカラー写真やエピソードを多く掲載し、年表を数年ごとに併載して時代との関連がわかりやすく読みやすい体裁。別冊資料編付。
参考リンク
- 沿革 - 会社概要
〔KOBELCO 神戸製鋼〕
http://www.kobelco.co.jp/corp/history/index.html
- 参考:渋沢栄一関連会社社名変遷図 >> 造船・船渠業 A (播磨造船所)
〔渋沢栄一記念財団 渋沢栄一〕
http://www.shibusawa.or.jp/eiichi/companyname/022.html
更新履歴
2010.05.13:エントリーのタイトルを一部修正、神奈川県立川崎図書館所蔵データへのリンクを修正
*このエントリーは、実業史研究情報センターのサイトで公開している「社史紹介」に先駆けて「速報版」として公開するものです。