情報資源センター・ブログ

情報の扉の、そのまた向こう

公益財団法人渋沢栄一記念財団情報資源センターがお送りするブログです。
渋沢栄一、社史を始めとする実業史、アーカイブズや図書館に関連する情報をご紹介しています。

 『丸善百年史 : 日本近代化のあゆみと共に. 上巻・下巻・資料編』 【丸善, 1980-1981】

会社名

丸善株式会社

書誌事項

丸善百年史 : 日本近代化のあゆみと共に
 東京 : 丸善, 1980-1981
 3冊 ; 22cm
 英文社名: Maruzen Company, Limited (資料編p37定款) ; 執筆: 植村清二, 木村毅, 中西敬二郎, 西田長寿 ; 印刷: 精興社 ; 製本: 星共社 ; 本文用紙: 三菱製紙 ; クロース: ダイニック ; 縦組み ; 上巻: 31, 750p, 図版2枚 ; 下巻: 18p, p751-1711 ; 資料編: xxiv, 4, 462p ; 年表: 資料編p413-462 ; 索引: 下巻p1711-1684

外部機関の書誌データほか

NDL-OPAC / Webcat / 神奈川県立川崎図書館 1,2,3 / Worldcat 1,2,3,4 / Webcat Plus / Googleブックス 1,2,3

本文を読む

社史紹介

明治維新期に西洋諸国の科学・技術・文化を導入すべく、福沢諭吉門下の早矢仕有的(はやし・ゆうてき、1837-1901)が洋書輸入を主とする貿易事業を始め、1869年(明2)横浜に丸屋商社(丸屋善八店)を創立。1880年(明13)株式組織に改組し丸善商社と改称、本店を東京へ移転。貿易商会や丸屋銀行を開設するが景気変動などで破綻。丸善商社は再建に奮闘し1893年(明26)丸善と改称する。以来洋書を中心とした衣料・雑貨などの輸入販売を通じ、欧米文化紹介の一翼を担う。
100年史は日本文化の近代化の軌跡を辿る側面史を意図し、研究者が執筆。三分冊構成で、上巻は明治時代、下巻は大正から100周年までを記述、資料編巻頭には機関誌『学鐙』の表紙写真等を掲載している。
[2008年大日本印刷連結子会社となる]

参考リンク

更新履歴

2010.01.20:エントリーのタイトルを一部修正
2010.05.13:エントリーのタイトルを一部修正、神奈川県立川崎図書館所蔵データへのリンクを修正
2014.06.06:「本文を読む」に『丸善百年史』へのリンクを追加
*このエントリーは、実業史研究情報センターのサイトで公開している「社史紹介」に先駆けて「速報版」として公開するものです。