情報資源センター・ブログ

情報の扉の、そのまた向こう

公益財団法人渋沢栄一記念財団情報資源センターがお送りするブログです。
渋沢栄一、社史を始めとする実業史、アーカイブズや図書館に関連する情報をご紹介しています。

 『情報の世紀 : 帝国データバンク創業百年史』 【帝国データバンク, 2000】

会社名

株式会社帝国データバンク [Kabushiki Kaisha Teikoku Deta Banku]
[Teikoku Databank, Ltd.]

書誌事項

情報の世紀 : 帝国データバンク創業百年史 = TDB world chronicles / 帝国データバンク創業百周年記念プロジェクト百年史編纂室編
 東京 : 帝国データバンク, 2000.06
 16, 967p, 図版12枚 ; 27cm
 注記: Title in romaji: Joho no seiki : Teikoku Deta Banku sogyo 100-nenshi ; 監修: 麻島昭一 ; 英文社名: Teikoku Databank, Ltd. (p563 定款) ; 制作協力: DTP年史センター ; 印刷: 大日本印刷 ; 折り込図6枚 ; 横組み ; 裏表紙にシンボルマークの型押し ; 年表: p905-945 ; 索引: p946-958

外部機関の所蔵データほか

NDL-OPAC / Webcat / 神奈川県立川崎図書館 / Worldcat 1,2 / NDL Search / Webcat Plus / Googleブックス 1,2

社史紹介

福岡出身の後藤武夫(ごとう・たけお、1870-1933)は法律を学び新聞記者等を経て興信業設立を目指し、独力で1900年(明33)東京に帝国興信社を創業。1902年(明35)帝国興信所と改称し、1906年(明39)株式会社となる。『帝国経済雑誌』を刊行して収入の安定を図り、後に『帝国信用録』『帝国銀行会社要録』等も発刊。実業道徳の興隆を意図して成長、海外へも進出する。戦後高度情報化社会を迎えコンピュータシステムを導入し、1981年(昭56)帝国データバンクと改称。
100年史は序章で興信業の誕生を述べ、創業からの歩みを時代順の7章で実証的に詳述。多くの写真やコラムを交えた立体的な編集で、後藤が発刊し渋沢栄一も支援した雑誌『日本魂』にも触れる。引用資料は各頁欄外に明記し、支店小史を含む詳細な資料編付で、編集過程をあとがきに記す。索引付。普及版『Self-portrait : 帝国データバンク百年の肖像』とCD-ROM版『TDBの世紀』を同時に刊行。

参考リンク

更新履歴

2013.03.26:参考リンクに企業史料ディレクトリを追加
*このエントリーは、実業史研究情報センターのサイトで公開している「社史紹介」に先駆けて「速報版」として公開するものです。