情報資源センター・ブログ

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公益財団法人渋沢栄一記念財団情報資源センターがお送りするブログです。
渋沢栄一、社史を始めとする実業史、アーカイブズや図書館に関連する情報をご紹介しています。

 『日本陶器七十年史』 【日本陶器, 1974】

会社名

日本陶器株式会社

書誌事項

日本陶器七十年史 / 日本陶器70年史編集委員会
 名古屋 : 日本陶器, 1974.12
 624p(図・肖像共) ; 29cm
 注記: 奥付のタイトル: 日本陶器70年史 ; 社名ローマ字: Nippon Toki Kabushiki Kaisha ; 英文社名: Noritake Co., Limited (p502定款) ; 第二部執筆: 酒井正三郎 ; 企画・制作: 電通名古屋支社 ; 印刷・製本: 大日本印刷 ; 非売品 ; 横組み ; 付: 追記 ([4]p ; 21cm) ; 年表: p591-621

社史紹介

輸出貿易の森村組を誕生させた森村市左衛門(もりむら・いちざえもん、1839-1919)は、市場調査の中で陶磁器の将来性に注目。義弟の大倉孫兵衛(おおくら・まごべえ、1843-1921)らが欧州で陶磁器の製法を学んで帰国し、森村と共に優れた白色硬質磁器を製造・輸出することを目的に、1904年(明37)愛知県則武(のりたけ)に日本陶器を創立。原材料の確保、技術の修得、施設の拡充などを進め、1914年(大3)ディナーセットを完成、Noritake Chinaの名で輸出する。新製品開発を積極的に進めて発展。
70年史は写真を多用した現況と沿革に続き、明治以降の日本の陶磁器工業について研究者が執筆している。
[1981年(昭56)ノリタケカンパニーリミテドに社名変更]

参考リンク

*このエントリーは、実業史研究情報センターのサイトで公開している「社史紹介」に先駆けて「速報版」として公開するものです。