情報資源センター・ブログ

情報の扉の、そのまた向こう

公益財団法人渋沢栄一記念財団情報資源センターがお送りするブログです。
渋沢栄一、社史を始めとする実業史、アーカイブズや図書館に関連する情報をご紹介しています。

変遷図紹介

 銀行:中部東海 〔金融〕 - 渋沢栄一関連会社社名変遷図

渋沢栄一の指導で岐阜県の織物商は第十六国立銀行を、長野県の製糸業者は第十九国立銀行を設立しました。また栄一は山梨県の殖産興業を目的に準備された第十国立銀行の創立も指導しました。 銀行:中部東海 〔金融〕 - 渋沢栄一関連会社社名変遷図 *枠色と…

 銀行:関東 B 〔金融〕 - 渋沢栄一関連会社社名変遷図

「銀行:関東」にはA〜Cの3図があり、「銀行:関東B」の図では埼玉県の熊谷銀行と黒須銀行の変遷を載せています。埼玉県では明治以降小規模な銀行が数多く設立されました。渋沢栄一は大里郡熊谷町の熊谷銀行の設立に関わり、また入間郡豊岡町の黒須銀行の顧…

 銀行:関東 A 〔金融〕 - 渋沢栄一関連会社社名変遷図

「銀行:関東」にはA〜Cの3図があり、「銀行:関東A」の図では群馬県の三十九銀行の変遷を載せています。1878年前橋の士族有志らが授産事業として設立した第三十九国立銀行は、1898年三十九銀行となりました。群馬県の地場産業である製糸業の盛衰と共に業績…

 銀行:東北 B 〔金融〕 - 渋沢栄一関連会社社名変遷図

「銀行:東北」にはA、Bの2図があり、「銀行:東北B」の図では秋田県の秋田銀行と宮城県の七十七銀行の変遷を掲載しています。宮城県の士族らは金禄公債を集めて資本金とし、渋沢栄一の指導の下1878年仙台に第七十七国立銀行を創立しました。栄一は1897年秋…

 銀行:東北 A 〔金融〕 - 渋沢栄一関連会社社名変遷図

「銀行:東北」にはA、Bの2図があり、「銀行:東北A」の図では青森県の第五十九国立銀行の変遷を掲載しています。青森県の旧弘前藩士らは禄券保全を目的に、第一国立銀行の青森支店開設を図りました。頭取の渋沢栄一はこれを承諾せず独立の銀行発起を勧奨し…

 銀行:北海道拓殖 〔金融〕 - 渋沢栄一関連会社社名変遷図

明治以降開拓が進みつつあった北海道の産業開発と振興に寄与するため、北海道拓殖銀行法により1900年特殊銀行として北海道拓殖銀行が創立されました。渋沢栄一は設立委員を務めました。 銀行:北海道拓殖 〔金融〕 - 渋沢栄一関連会社社名変遷図 *枠色と「…

 諸金融機関 〔金融〕 - 渋沢栄一関連会社社名変遷図

渋沢栄一は1921年に郷里の八基村(やつもとむら)の信用組合(八基信用購買販売組合)総会で講演をしました。一方1925年には関東大震災被災建物の再建を助成する復興建築助成(株)の設立を援助し、発起人となりました。 諸金融機関 〔金融〕 - 渋沢栄一関連会…

 生命保険 B 〔金融〕 - 渋沢栄一関連会社社名変遷図

「生命保険」にはA、Bの2図があり、「生命保険 B」の図では万歳生命保険と日清生命保険の変遷を掲載しています。渋沢栄一は1906年早稲田大学関係者により設立された日清生命保険の発起人の一人となりました(後に相談役)。また同年藤村義苗らが設立した万歳…

 生命保険 A 〔金融〕 - 渋沢栄一関連会社社名変遷図

「生命保険」にはA、Bの2図があり、「生命保険A」の図では東洋生命保険と日本徴兵保険の変遷を掲載しています。1910年渋沢栄一は縁戚の尾高次郎が社長に就任した東洋生命保険の株主となり、その経営改善のために尽力しました。栄一はまた1911年設立の日本徴…

 損害保険 C 〔金融〕 - 渋沢栄一関連会社社名変遷図

「損害保険」にはA〜Fの6図があり、「損害保険C」の図では東明火災海上保険と日清火災保険の変遷を掲載しています。東明火災海上保険は東京海上保険と明治火災保険の再保険会社として設立発起され、1907年創立総会が開かれました。東京海上の役員を務め明治…

 損害保険 F 〔金融〕 - 渋沢栄一関連会社社名変遷図

「損害保険」にはA〜Fの6図があり、「損害保険F」の図では帝国火災保険の変遷を掲載しています。渋沢栄一は1912年に根津嘉一郎らが設立した帝国火災保険の株主となりました。 損害保険 F 〔金融〕 - 渋沢栄一関連会社社名変遷図 *枠色と「栄」アイコンにつ…

 損害保険 E 〔金融〕 - 渋沢栄一関連会社社名変遷図

「損害保険」にはA〜Fの6図があり、「損害保険E」の図では横浜火災保険の変遷を掲載しています。明治期に生糸貿易が興隆した横浜では、生糸の保険は外国会社が独占していました。原善三郎ら生糸売込商は独自の損保会社設立のため、渋沢栄一の協力で1896年横…

 損害保険 D 〔金融〕 - 渋沢栄一関連会社社名変遷図

「損害保険」にはA〜Fの6図があり、「損害保険 D」の図では明教保険と扶桑海上保険の変遷を掲載しています。1897年明教保険では重役間に紛議が生じ、渋沢栄一が仲裁しました。1916年扶桑海上保険発起人会が開催され、栄一は座長となりました。同社は翌年創立…

 損害保険 B 〔金融〕 - 渋沢栄一関連会社社名変遷図

「損害保険」にはA〜Fの6図があり、「損害保険 B」の図では日本傷害保険と第一火災海上再保険の変遷を掲載しています。海上、火災、生命保険に続き、身体の損傷に対する傷害保険の重要性を研究した粟津清亮は、渋沢栄一らの援助を仰ぎ1911年日本傷害保険を設…

 損害保険 A 〔金融〕 - 渋沢栄一関連会社社名変遷図

「損害保険」にはA〜Fの6図があり、「損害保険 A」の図では東京海上保険と明治火災保険を中心に掲載しています。華族の資産運用のために組織された東京鉄道組合は計画が実現せず解散し、その資金は渋沢栄一の提案で海上保険業に出資され、1879年東京海上保険…

 銀行:帝国商業 〔金融〕 - 渋沢栄一関連会社社名変遷図

1894年設立の帝国商業銀行では、役員間の軋轢から1908年に会長が郷誠之助に交代しました。渋沢栄一はこの件につき斡旋の労をとり、この年相談役となりました。栄一は1927年、休業中の八十四銀行と中井銀行の整理にも尽力しました。 銀行:帝国商業 〔金融〕 …

 銀行:東京貯蓄 A, B 〔金融〕 - 渋沢栄一関連会社社名変遷図

「銀行:東京貯蓄」にはA、Bの2図があり、「銀行:東京貯蓄 A」の図には東京貯蓄銀行の後身の協和銀行が誕生した頃まで、「銀行:東京貯蓄 B」の図にはそれ以降の変遷を載せています。民間の零細な貯蓄預金を資本化するための貯蓄銀行が設立される中、第一国…

 銀行:横浜正金 〔金融〕 - 渋沢栄一関連会社社名変遷図

横浜の貿易金融は開港以来外国人が独占していましたが、1880年政府の強力な支援の下に外国為替、貿易金融専門銀行として横浜正金銀行が設立されました。渋沢栄一は株主のひとりでした。 銀行:横浜正金 〔金融〕 - 渋沢栄一関連会社社名変遷図 *枠色と「栄…

 銀行:三井 A, B 〔金融〕 - 渋沢栄一関連会社社名変遷図

「銀行:三井」にはA、Bの2図があり、「銀行:三井A」の図では三井銀行の1954年頃までの変遷を、「銀行:三井B」の図では1954年頃以降の変遷を載せています。渋沢栄一は1876年の三井銀行創立に関し、三井家重役三野村利左衛門から意見を求められ賛意を表しま…

 銀行:第一・勧業・興銀 〔金融〕 - 渋沢栄一関連会社社名変遷図

渋沢栄一は近代的銀行制度創設の準備を進め、1873年第一国立銀行を設立しました。栄一はまた1897年には不動産を担保に長期資金を供給する日本勧業銀行を、1902年には動産担保の貸付を行う日本興業銀行の設立に関わりました。 銀行:第一・勧業・興銀 〔金融…

 通信 〔交通・通信〕 - 渋沢栄一関連会社社名変遷図

渋沢栄一らは日米の通信状態改善を目指し1919年海底電線による日米電信(株)設立を計画しました。その後無線による通信へと変更し、栄一を設立委員長に1925年日本無線電信(株)が設立されました。 通信 〔交通・通信〕 - 渋沢栄一関連会社社名変遷図 *枠色と…

 航空 〔交通・通信〕 - 渋沢栄一関連会社社名変遷図

第一次大戦を契機に民間航空事業の振興が叫ばれ、政府の航空輸送会社設立準備調査委員会での審議を経て1928年日本航空輸送(株)が設立されました。渋沢栄一は調査委員会委員長として、また会社創立委員長として設立に尽力しました。 航空 〔交通・通信〕 - 渋…

 陸運:九州・台湾 〔交通・通信〕 - 渋沢栄一関連会社社名変遷図

九州筑豊地方には石炭輸送を主目的に多くの鉄道が敷設され、渋沢栄一も株主や相談役として関わりました。栄一は台湾鉄道創立にも尽力しましたが資金調達ならず会社は解散。1899年公布の官制で台湾の鉄道事業は全て官営となりました。 陸運:九州・台湾 〔交…

 陸運:西日本 B 〔交通・通信〕 - 渋沢栄一関連会社社名変遷図

「陸運:西日本」にはA、Bの2図があり、「陸運:西日本B」の図では西成鉄道ほか5社の図を掲載しています。渋沢栄一は京都・兵庫県但馬間に計画の京都鉄道、大阪湾に注ぐ安治川沿いに計画の西成鉄道、神戸市内を循環する神戸電気鉄道、広島・松江間に計画の両…

 陸運:西日本 A 〔交通・通信〕 - 渋沢栄一関連会社社名変遷図

「陸運:西日本」にはA、Bの2図があり、「陸運:西日本A」の図では京阪電気鉄道を中心に掲載しています。京都・大阪間の電気鉄道敷設計画が田中源太郎ら大阪側と渋沢栄一ら東京側にあり、合流して1903年畿内電気鉄道の名称で許可申請しました。1906年創立総…

 陸運:東海 〔交通・通信〕 - 渋沢栄一関連会社社名変遷図

伊勢神宮参拝者の便を図るため渋沢栄一は発起人の一人として1889年津・小俣村間の参宮鉄道敷設を申請、翌年免許を受けました。また栄一は富士・甲府間を結ぶ富士身延電鉄の設立を支援する等、東海地区の鉄道会社創立に尽力しました。 陸運:東海 〔交通・通…

 陸運:東京 B 〔交通・通信〕 - 渋沢栄一関連会社社名変遷図

「陸運:東京」にはA、Bの2図があり、「陸運:東京B」の図では目黒蒲田電鉄と東京地下鉄道の図を掲載しています。渋沢栄一は東京地下鉄道敷設計画を立てた早川徳次らを後援し、1917年東京軽便地下鉄道が設立されました。また栄一らが設立の田園都市(株)は192…

 陸運:東京 A 〔交通・通信〕 - 渋沢栄一関連会社社名変遷図

「陸運:東京」にはA、Bの2図があり、「陸運:東京A」の図では東京市街鉄道を中心に掲載しています。渋沢栄一ら設立の東京鉄道組合は新橋・横浜間の官営鉄道払下げを目論みましたが実現しませんでした。その後栄一は東京の市街鉄道整備事業に尽力し、多くの…

 陸運:東日本 C 〔交通・通信〕 - 渋沢栄一関連会社社名変遷図

「陸運:東日本」にはA、B、Cの3図があり、「陸運:東日本C」の図では総武鉄道と筑波鉄道の図を掲載しています。東京から銚子の間で同時期に発起された総州鉄道と武総鉄道は1889年合同し、新たに総武鉄道を創立し1894年開業しました。一方茨城県には1914年筑…

 陸運:東日本 B 〔交通・通信〕 - 渋沢栄一関連会社社名変遷図

「陸運:東日本」にはA、B、Cの3図があり、「陸運:東日本B」の図では上武鉄道ほか8社の図を掲載しています。山岳地帯で交通不便な秩父と熊谷の有力者は上州館林・秩父間の鉄道敷設計画を立て、1893年上武鉄道を発起しました。その後経営難に際しては渋沢栄…