情報資源センター・ブログ

情報の扉の、そのまた向こう

公益財団法人渋沢栄一記念財団情報資源センターがお送りするブログです。
渋沢栄一、社史を始めとする実業史、アーカイブズや図書館に関連する情報をご紹介しています。

変遷図紹介

 経済団体 B 〔経済団体〕 - 渋沢栄一関連会社社名変遷図

「経済団体」にはA、Bの2図があり、「経済団体 B」の図では日本工業倶楽部、日本経済聯盟会、大日本米穀会の図を掲載しています。和田豊治ら有力な実業家は工業発展のため1917年日本工業倶楽部を創設しました。又欧米を見聞した実業家らは各国実業団体と協調…

 経済団体 A 〔経済団体〕 - 渋沢栄一関連会社社名変遷図

「経済団体」にはA、Bの2図があり、「経済団体 A」の図では東京商工会議所を中心に掲載しています。渋沢栄一ら実業家は、商工業者が協議し世論を形成する場として1877年東京商法会議所設立を東京府知事に請願、翌年3月に認可を受けました。また栄一は中野武…

 対外事業:諸国 〔対外事業〕 - 渋沢栄一関連会社社名変遷図

海外移民の制度や機関について心を配っていた渋沢栄一は、ブラジルの入植地を開設した伯剌西爾拓植や南米拓殖の設立に尽力しました。またマレー半島のゴム事業、ハワイの製糖事業等にも関わりました。 対外事業:諸国 〔対外事業〕 - 渋沢栄一関連会社社名変…

 対外事業:中国 〔対外事業〕 - 渋沢栄一関連会社社名変遷図

日清戦争後、中国の鉄道・土木・鉱山などの開発機運が高まり、渋沢栄一を発起人に1909年東亜興業が設立されました。また1913年には中国側代表を孫文、日本側代表を渋沢栄一として日中合作の中国興業が設立されました。 対外事業:中国 〔対外事業〕 - 渋沢栄…

 対外事業:旧満州 B 〔対外事業〕 - 渋沢栄一関連会社社名変遷図

「対外事業:旧満州」にはA、Bの2図があり、「対外事業:旧満州 B」の図では竜口銀行の変遷を掲載しています。1913年日中合弁事業として満州に設立された竜口銀行は有数の地方銀行として発展しましたが、預金取付により休業し、1925年救済のため安田系の正隆…

 対外事業:旧満州 A 〔対外事業〕 - 渋沢栄一関連会社社名変遷図

「対外事業:旧満州」にはA、Bの2図があり、「対外事業:旧満州 A」の図では南満洲鉄道を中心に掲載しています。日露戦争後、長春以南の鉄道と炭抗経営権等について清国の承諾を得た日本政府は、1906年南満州鉄道(株)を設立し翌年営業開始しました。渋沢栄一…

 対外事業:朝鮮半島 C 〔対外事業〕 - 渋沢栄一関連会社社名変遷図

「対外事業:朝鮮半島」にはA〜Cの3図があり、「対外事業:朝鮮半島 C」の図では日韓瓦斯、稷山金鉱などの図を掲載しています。東京瓦斯社長渋沢栄一は韓国での瓦斯事業に着目した曾弥寛治に賛同し、1907年京城における瓦斯事業の営業認可申請を韓国統監府に…

 対外事業:朝鮮半島 B 〔対外事業〕 - 渋沢栄一関連会社社名変遷図

「対外事業:朝鮮半島」にはA〜Cの3図があり、「対外事業:朝鮮半島 B」の図では京釜鉄道、朝鮮鉄道などの図を掲載しています。朝鮮半島開発のため1896年鉄道敷設権を獲得した大三輪長兵衛等実業家らは、京城・釜山間の鉄道敷設を目的に京釜鉄道を設立しまし…

 対外事業:朝鮮半島 A 〔対外事業〕 - 渋沢栄一関連会社社名変遷図

「対外事業:朝鮮半島」にはA〜Cの3図があり、「対外事業:朝鮮半島 A」の図では第一国立銀行在韓国支店、韓国興業、東洋拓殖の図を掲載しています。1873年渋沢栄一が東京に設立した第一国立銀行は、1878年より釜山を始め朝鮮半島内に支店・出張所を多く開設…

 水産業 B 〔農林水産〕 - 渋沢栄一関連会社社名変遷図

「水産業」にはA、Bの2図があり、「水産 B」の図では洲崎養魚、日本食塩コークス、御木本真珠の変遷を掲載しています。深川の洲崎にある養魚場を譲り受けた渋沢栄一はこれを整備し、1890年に規則書を作り関直之に管理させました。またコークス製造の余熱を利…

 水産業 A 〔農林水産〕 - 渋沢栄一関連会社社名変遷図

「水産業」にはA、Bの2図があり、「水産 A」の図では大日本水産ほか4社の図を掲載しています。渋沢栄一は日本の領海および周辺海域における水産物の製造、漁労、鰮油漬缶詰製造を目的に1906年大日本水産の創立発起人となりました。このほかにも栄一は北海道…

 農牧林業 B 〔農林水産〕 - 渋沢栄一関連会社社名変遷図

「農牧林業」にはA、Bの2図があり、「農牧林業 B」の図では耕牧舎、中央開墾など8社の図を掲載しています。渋沢栄一は牧羊を目的に益田孝らと共に箱根仙石原に1879年耕牧舎を起こしました。栄一は他にも栃木や埼玉など各地の開墾会社に関わり、1919年には千…

 農牧林業 A 〔農林水産〕 - 渋沢栄一関連会社社名変遷図

「農牧林業」にはA、Bの2図があり、「農牧林業 A」の図には三本木渋沢農場、十勝開墾などを掲載しています。渋沢栄一は経営不振に陥っていた青森県の三本木共立開墾会社の株式を1888年に引受け事業再建に尽力、同社から株主に割譲された土地で牧場を経営し三…

 手形交換所 〔金融〕 - 渋沢栄一関連会社社名変遷図

手形取引の利便性を説いていた渋沢栄一の提唱で、1880年東京銀行集会所内に為替取組所が設置されました。これは後に手形取引所となり、1887年には東京手形取引所付属交換所が開設され手形交換を開始しました。 手形交換所 〔金融〕 - 渋沢栄一関連会社社名変…

 銀行:九州 〔金融〕 - 渋沢栄一関連会社社名変遷図

大分の商人らは渋沢栄一の指導を得て1877年第二十三国立銀行を設立しました。一方熊本の士族らが設立の第百三十五国立銀行は、発起人に栄一も加わり1896年九州商業銀行となりました。栄一は長崎の第十八銀行設立も指導しました。 銀行:九州 〔金融〕 - 渋沢…

 銀行:近畿・四国 〔金融〕 - 渋沢栄一関連会社社名変遷図

奈良の士族らは渋沢栄一の指導の下、1878年第六十八国立銀行を設立しました。栄一は和歌山の第四十三国立銀行にも関わりました。また徳島に1878年設立の第八十九国立銀行では栄一の斡旋を求め、大蔵省の岩下敏之を役員に迎えました。 銀行:近畿・四国 〔金…

 銀行:関東 C 〔金融〕 - 渋沢栄一関連会社社名変遷図

「銀行:関東」にはA〜Cの3図があり、「銀行:関東 C」の図では東京と神奈川の銀行の図を掲載しています。明治初期に金融業務を行う為替会社が東京、横浜はじめ8か所に設立されましたが、経営不振で横浜以外の為替会社は数年で解散しました。渋沢栄一は為替…

 鉱山 〔鉱業〕 - 渋沢栄一関連会社社名変遷図

渋沢栄一は1890年頃から青木周蔵らと共に不動嶋鉱山の採掘を企図しましたが、成功に至りませんでした。また浅野総一郎による秋田県熊沢の硫黄山経営に出資しました。『渋沢栄一伝記資料』にはこれらの鉱山開発に関する渋沢栄一の書簡や日録が掲載されていま…

 銅山 B 〔鉱業〕 - 渋沢栄一関連会社社名変遷図

「銅山」にはA、Bの2図があり、「銅山 B」の図では荒川鉱山を掲載しています。秋田県の荒川鉱山は小野組が1874年に手放し官営となっていました。小野組盛岡支店の店員であった瀬川安五郎は独立して商業を営んでいましたが、1876年荒川鉱山の払下げを受けまし…

 銅山 A 〔鉱業〕 - 渋沢栄一関連会社社名変遷図

「銅山」にはA、Bの2図があり、「銅山 A」の図では足尾鉱山組合と大鳥鉱山の変遷を掲載しています。小野組の古河市兵衛は1874年小野組破綻後栃木県の足尾銅山開発に邁進しました。渋沢栄一は信用を重んじる古河を評価し、1877年の足尾鉱山組合設立を支援しま…

 石油 〔鉱業〕 - 渋沢栄一関連会社社名変遷図

梅浦精一らは越後長岡地方の石油汲取販売を目的に1896年北越石油(株)を設立、渋沢栄一は発起人となりました。長岡に分立した多くの石油事業者は、栄一らの勧告で1901年合併しました。 石油 〔鉱業〕 - 渋沢栄一関連会社社名変遷図 *枠色と「栄」アイコンに…

 石炭 B 〔鉱業〕 - 渋沢栄一関連会社社名変遷図

「石炭」にはA、Bの2図があり、「石炭 B」の図では田川採炭の変遷を掲載しています。渋沢栄一は益田孝らと共に福岡県田川の石炭採掘を計画し、1889年福島良助らが設立した田川採炭(株)の相談役となりました。 石炭 B 〔鉱業〕 - 渋沢栄一関連会社社名変遷図 …

 石炭 A 〔鉱業〕 - 渋沢栄一関連会社社名変遷図

「石炭」にはA、Bの2図があり、「石炭 A」の図では磐城炭礦を中心に掲載しています。渋沢栄一は石炭の将来性に目をつけた浅野総一郎の提案を受け磐城地方の炭礦経営を計画、1883年磐城炭礦社を起こし会長に就任しました。栄一はこのほか北海道の石狩石炭、山…

 興信所 〔金融〕 - 渋沢栄一関連会社社名変遷図

渋沢栄一ら京浜地区の銀行有力者は、商工業者の資産と営業の状況を調査して信用の発達を助け、銀行や商工業者に営業上の便利を与える目的で、1896年東京興信所を設立しました。 興信所 〔金融〕 - 渋沢栄一関連会社社名変遷図 *枠色と「栄」アイコンについ…

 銀行団体 B 〔金融〕 - 渋沢栄一関連会社社名変遷図

「銀行団体」にはA、Bの2図があり、「銀行団体 B」の図では大阪、京都、名古屋の銀行集会所の変遷を掲載しています。渋沢栄一は東京以外の地域の銀行団体にも関わりました。大阪では1878年栄一が協議会の必要性を勧告し、銀行業者は毎月例会を開催するように…

 銀行団体 A 〔金融〕 - 渋沢栄一関連会社社名変遷図

「銀行団体」にはA、Bの2図があり、「銀行団体 A」の図では東京銀行集会所の変遷を中心に掲載しています。渋沢栄一は銀行業者の親睦を図り営業上の利害を協議するため、1877年択善会を組織し会頭を務めました。同会は1880年に同じく親睦組織であった銀行懇親…

 諸銀行 〔金融〕 - 渋沢栄一関連会社社名変遷図

渋沢栄一は国内だけではなく外地の銀行や、外国資本との提携銀行などの経営にも関わりました。 諸銀行 〔金融〕 - 渋沢栄一関連会社社名変遷図 *枠色と「栄」アイコンについて 渋沢栄一が直接関わった会社 上記の事業を継承あるいは名称が変遷した会社 それ…

 日本銀行 〔金融〕 - 渋沢栄一関連会社社名変遷図

明治初期に全国各地の国立銀行の不換紙幣濫発により激しいインフレーションが進行し、1881年大蔵卿松方正義は不換紙幣の整理と中央銀行の創立をめざす建議を三条太政大臣宛に提出しました。翌1882年日本銀行条例により日本銀行が設立され、第一国立銀行頭取…

 銀行:北陸 B 〔金融〕 - 渋沢栄一関連会社社名変遷図

「銀行:北陸」にはA、Bの2図があり、「銀行:北陸 B」の図では石川県の北陸銀行と加州銀行の変遷を載せています。金沢為替会社を前身とする北陸銀行は、経営不振の際に渋沢栄一の援助を受けました。又第一国立銀行金沢支店の業務を引継いだ加州銀行(旧)は…

 銀行:北陸 A 〔金融〕 - 渋沢栄一関連会社社名変遷図

「銀行:北陸」にはA、Bの2図があり、「銀行:北陸A」の図では富山県の高岡共立銀行と新潟県の六十九銀行の変遷を載せています。新潟県では戊辰戦争に敗戦した長岡藩の三島億二郎が士族救済に奔走し、渋沢栄一の指導で1878年第六十九国立銀行を設立しました…